2008-08-24 SGRY
http://sgry.jp/
FolderLibrarian (以下 FL) は主に Web コミックを管理するアプリケーションです。 画像の入ったフォルダなどを「本」として扱い、 個別に登録可能な作者やタイトルといった情報を使って効率的に管理します。
本マニュアル中で使う用語を説明しておきます。
FL は .NET Framework 2.0 を使っているため、 .NET Framework 2.0 のランタイムがインストールされていないと動作しません。 ランタイムは次のリンクからパッケージを無料でダウンロードできます。
.NET Framework 2.0 ランタイムのダウンロードページ
開発および動作テストは次の環境で行っています。
なお x64 Edition の Windows において FL は 64 bit ネイティブのアプリケーションとして動作します。
圧縮ファイルの内容を FL 専用のフォルダに展開してください。 以上でインストールは完了です。 FolderLibrarian.exe を起動してください。
マルチユーザモードは、設定ファイルやデータベースを各ユーザごとに作成するモードです。 FL は通常、設定やデータベースを FL のインストールディレクトリに記録します。 そのため、たとえば Program Files ディレクトリに FL をインストールして複数人で使う場合は 設定やデータベースが共有されてしまう問題があります。 また特に Vista 以降では、Program Files ディレクトリ下へのファイル書き込みには面倒なアクセス権限の問題がつきまといます。 マルチユーザモードでは、このような問題を回避できます。
インストールした FL をマルチユーザモードに設定するには、 インストールディレクトリに次の名前の空ファイルを作成します。
EnableMultiUser
以上で FL がマルチユーザモードに設定されます。
FL のパッケージを展開したフォルダを削除してください。 マルチユーザモードに設定していなければ、 アンインストールは以上で完了です(レジストリは使っていません)。
マルチユーザモードの FL は、 設定ファイルやデータベースをユーザごとの設定ディレクトリに記録しています。 これらは次のパスが示すディレクトリにあります。
%APPDATA%\FolderLibrarian
なお %APPDATA% の部分は環境によって異なります。 FL のパッケージを展開したフォルダを削除したら、 続いてこのディレクトリを削除してください。 よく分からない方は次の手順にそって削除してください。
アンインストールは以上で完了です(レジストリは使っていません)。
FL は画像の入ったフォルダなどを「本」と呼び、 それぞれに次のようなメタ情報を登録できるようになっています。
登録されたこれらの情報を使って、 FL は iTunes にインスパイアされたインタフェースで本を検索、閲覧、削除することができます。
FL は、設定したディレクトリの下にある次のようなファイル・フォルダを再帰的に検索し、 データベースに登録します。
初回登録時は、ファイル名が次のような形式になっていると仮定して解釈します。
[作者1,作者2,...] タイトル (カテゴリ1,カテゴリ2,...) {日時}
例として次のような名前のファイルがあったとします。
[山本 卓] SGRY の奇妙な冒険 (少年漫画, 冒険) {2008/08}.zip
このファイルは次のように解釈されてデータベースに登録されます。
一度登録した本のメタ情報は自由に書き換えることができます。 メタ情報を変更するにはまず変更したい本(複数可)をメイン画面で選択し、 編集メニューから「本の情報を編集」を選択するか Ctrl+E を押します。 編集用ダイアログが現れますので、自由に編集してください。 なお複数の本を選択した場合、 メタ情報の変更は選択したすべての本に適用されます。 一括して複数の本のカテゴリを一括して変更したい場合などにご利用ください。
変更したメタ情報はその本がある場所に保存されます。 具体的には本の形式ごとに次の場所に保存します。
そのフォルダ内の bookinfo.xml というファイル
その ZIP ファイルと同じ場所の、同じ名前の XML ファイル
メイン画面でメニューを「ツール」、「オプション」とたどると各種の設定が行えます。
FL は、この設定項目で指定したディレクトリの下にあるすべての本を検索します。
なお、報告によるとネットワークドライブ上も大丈夫らしいです
(パスが「\\MY_NAS_HOST_NAME\Comics」のように "\" 記号二つで始まる)。
本を閲覧するのに使う画像閲覧ソフトのパスを指定します。 この設定項目が空の場合、OS の関連付けで本を開きます。
なお、ZIP 形式の本については普通の画像閲覧ソフトでは扱えないことも多いと思いますので、 FL では漫画閲覧に特化したソフトを使用されることをおすすめします (例:けんじさんが開発されている Leeyes など)
画像ビューアを指定している場合、
起動時にコマンドラインオプションとして与える文字列を指定します。
たとえば画像ビューアに Leeyes を指定していて、
本を開くと同時にフルスクリーンにしたい場合は -f を指定する、
といった具合です。